「電子タバコ」というものをご存じだろうか? 形状は本物のタバコとほとんど同じだが、内蔵バッテリーやカートリッジで構成され、火は使わず、煙も出ない。 電子タバコを吸うと、カートリッジの成分が内蔵バッテリーの熱で温められ、味の付いた水蒸気や霧になる。本物のタバコは煙を吸い込むが、電子タバコは水蒸気や霧を吸い込む仕組みだ。 先端がLEDで赤く光ったり、鼻や口からは白い水蒸気が排出されるなど、演出にも凝っている。カートリッジには種類があり、ニコチンの有無をはじめとして、バニラ味やフルーツ味、タバコ味といったテイストが用意されているのもユニークだ。 この電子タバコが、禁煙を目指す愛煙家の間でブームになりつつある。 図表入りの記事はこちら 実際に電子タバコを試し、その禁煙効果を実感している人は多い。 「1日に80本くらい(汗)吸ってたのが20本くらいに減った」 「丸一日、電子タバコだけで過ごせる日が増えた」 「電子タバコを始めてから禁煙が続いてます」 また、電子タバコにはいくつかの銘柄があり、値段は安いもので数千円、高いもので2万円弱だ。交換用カートリッジといったランニングコストもかかるが、ヘビースモーカーほど経済的な効果が大きいようだ。 「長い目で見ればオトクかと思って買いました」 「タバコの本数が減って節約もできて一石二鳥」 「経済的にもこの世知辛い世の中にもピッタリかもしれません」 しかし一方で、電子タバコに馴染めなかったり、否定派の愛煙家も当然いる。 「肺に吸い込んだら気持ち悪くなった」 「所詮まがい物。こんなので禁煙しようと思う時点で負け」 「バッテリーカートリッジの持ちが悪い。普通にタバコを買うほうが安上がり」 なお、電子タバコを試してみようと考えている人は、次のニュースも覚えておくとよい。 世界保健機関(WHO)は、電子タバコの安全性に関する声明を出している。 要約すると「安全性や禁煙効果は確認されておらず、正しい禁煙療法とは考えられない。電子タバコに使われる化学物質の中に、強い毒性があるものが存在している可能性がある。」とのことだ。 もう1つ、タイ保健省は、電子タバコの輸入販売を禁止している。 「ニコチンの含有量が多く、麻薬なみの依存性がある」という理由だ(ニコチンを含まないカートリッジを用いる電子タバコもあるが)。 禁煙グッズの効果には個人差があり、電子タバコもあくまで「自己責任」と考えたほうが良さそうだ。 本気で禁煙するなら、健康保険が適用される「禁煙外来」を開設している医療機関に相談するべきだろう。 PR
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